とある授業。その先生はチョークを持って、黒板に何やら大きな字を書きだしたではありませんか。
黒板の右端から左端までいっぱいを使って。
それも、教室に入って最初のアクションでした。
「おいおい、お前達。これから大事なことを教えてやる」
たぶん、こんなことを言っていた。
カッカッカッ…豪快なチョークの音。黒板に書かれた文字は、
感じ、考え、行動せよ
(!?)
私の脳裏には、真っ先に三年〇組〇八先生が想起されました。
(なんだ、この先生。)
はい。これが私の学生時代の恩師の一人です。
この先生は私のゼミ担任とかではないのですが、紛れもない恩師です。上記のような授業の始まりがあるなんて、今の時代、誰が思うでしょうか。ましてや大学の講義で。
言葉でこの先生を表現することには限界があるので、これ以上は書きません。
ただ、この先生と出会ってから、自分の中の座右の銘が決まったような気がしたのです。
僕は、
感じたら行動する。それから考える。
これを座右の銘にしていきたい。
恩師は感情を特に重視していました。人を動かすのは感情だ、と。だから”感じる”ことがとても重要。
しかしながら、感じてから考える、それから行動するのは僕には合わなそうだったのです。
感情が突き動かされるほどの”感じる”は極まれにあります。でも、その次のステップ”考えている”間に、その感情は冷めてしまうことが多い。
だから、僕は恩師の言葉を自分なりの解釈に変えたい。
感じたら行動する。それから考える。
考えて論理的になるのは行動の後でもいい。
行動の後に、論理的に武装することはいくらでもできるような気がしています。要は、いいように解釈すればいいだけですから。
感じて考えた結果、悪い方向に考えた、リスクを考えた、そして行動には至らなかった。
それよりも、
感じて行動した。上手くいかなかったけど、いい経験ができた。こうやって考えれたほうが幸せになれるんじゃないかと。
僕は行動的でありたい。感じて行動して、いいように考える。
たぶん、このブログも感じて考えていたら、行動には至らない。ブログを書いていない。
ぜったい誰かにディスられるw、って考えてしまうもの。笑
そんなわけで、この記事は恩師の紹介と僕の座右の銘の紹介でした。
僕は中身の伴わない新人作業療法士です。だから、しっかり考えてから行動するのか……それよりも、行動してから考える、行動しながら考える。そのほうが、いくぶん実践的だと思っています。
楽しそう!と感じたところにはどんどん顔を出していきたい。
楽しさ評価法を開発した恩師を思い浮かべながら。笑…
では、また。