ここ数日、北海道では、また雪が降り積もりました。アスファルトが見えて春の訪れを感じた矢先のことでした。そんなわけで今日は積雪をテーマに、北海道の転倒や骨折について、ほんの少しだけネタとして挙げようかと思います。お恥ずかしながら、歩行や骨折には詳しいほうではないので、やんわりとした内容にとどまります。
北海道に住んでいると、雪道で転倒する光景をしょっちゅう見かけます。また、「転んで骨折した」といった話も多く耳にします。それくらい、北海道民にとって雪道の転倒と骨折は馴染み深いものです。雪道といいましたが、もはや氷道です。氷道は、もう転ばせる気満々です。滑りながら歩くこともしばしば。
ちなみに僕は奇跡的な体験をしたことがあります。
横断歩道を歩く際に、数メートル先を行く人が滑って転んだのです。(僕も足元に気をつけていこう、と身を引き締めます。)
転んだ方が起き上がったその次の瞬間、なんとその人の真後ろにいた方が同じ場所で転んだではありませんか。(次にその場所を通るのは僕です。ヨチヨチ歩きを極めて、さらに身を引き締めました。)
いよいよ、先ゆく人達、2人が転んだポイントを僕が通る番です。さて、僕はどうなったか。
もう予想はできますよね。そうなんです、めっちゃ気を付けて歩いたのに転んだのです。(なんてこった)
もう、このときはさすがに笑いましたが、気を付けることを気を付けすぎても転ぶことがあるのが氷道です。
そのくらい雪道、もはや氷道はやっかいなのです。
ちなみに僕は、整形に強い総合病院の実習経験があるのですが、冬季間~6月頃は雪道の転倒による骨折の患者さんが多くいらっしゃいました。なお、骨折後のリハビリや治療をしていると、夏頃まで入院・通院が必要になることは多くあるようです。
ほかに転倒と関連して、理学療法学科の同期には、雪道歩行の研究をしている方がいました。このような研究は積雪地帯ならではかもしれません。今シーズン、4~5回転んでしまった僕に(←20代にしては転びすぎです)、うまい歩き方を伝授していただきたいものです。
なお、僕は毎年”無転び”を目標に挙げているのですが、転ばなかったシーズンは一度も無いかもしれません。”今シーズンは転ばずに終えられそう!”と思っても、なんだかんだ1~2回は転ぶことが多かったです。
僕のような若者でも転ぶのですから、身体的な能力が落ちてくる高齢者にとって、雪道はとても大変なものと予想されます。
さらに、雪道が大変だから外出を控える、そのことによる冬季の閉じこもり高齢者問題も積雪寒冷地ならではの問題ですね。
雪とどのように向き合っていくのか。課題が山積みです。
さて、今日はやんわりと雪道や転倒骨折についてお話をしてみました。
老後は、雪の無い街に移住したいな、と思いながら今日はこのあたりで。
では、また。