あなたは、将来何になりたいですか。
よく耳にする言葉だけれども、これに答えられる人はどのくらいいるのだろうか。
私は作業療法士という仕事をしている。
作業療法士というのは、“これからの生活”を尋ねることが多い。
「あなたのしたいことは何ですか?」
「退院したらやりたいことは?」
「もしも病気が治ったらしたいことは?」
さらに加えて、
「生活の目標は?」
将来の夢を考えていたり、生活の目標を立てながら生活している人はどれくらいいるのだろうか。
将来の夢を言えることや、生活の目標があることが美徳とされる風潮があるが、それは本当なのだろうか。
作業療法士という仕事をしていると、しょっちゅう患者さんに、これからの生活に対する想いや生活の目標を尋ねている。
では、自分はどうなのか。意外と真剣に考えたことは少ないかもしれない。目標とかはあるけれども、それらは大っぴらに披露したくないかもしれない。
自分がこんな感じなのだから、患者さんも同じかもしれない。
特にオチは無いんだけれども、今日の勉強会で感じたことでした。
自分の将来の夢とか生活の目標ってなんだろうなあ。
今度、しっかり考えてみよう。
では、また。