こんにちは。ブログをなんとなく始めた作業療法士です。
本記事を書いている私は、精神領域の作業療法士として働いています。
本記事では、専門職である作業療法士について、詳しく知るためのおすすめ本を紹介します。
作業療法士を目指している方、作業療法学生として学んでいるけど作業療法がよくわからない方、作業療法の専門性に悩んでいる臨床家の方にとっては必読書であると思います。
作業療法士になろう!
著者は齋藤さわ子さん。作業療法界隈で有名な大学教授です。
この本のおすすめポイント
- 作業療法士の仕事の方向性を明確に述べている
- 専門用語;作業権についてわかりやすく述べている
- PTとOTの違いについて述べている
- 事例を通した実践が載っている
- 介入技術が述べられている
作業療法士の仕事の方向性
人が「したい、する必要がある、しなければならないこと」を支援する専門職であることがわかりやすく述べられています。
作業権
作業的公正、作業的不公正といった、専門家としての基盤となる概念について詳述されています。この内容は、すでに臨床に出ている作業療法士にとっても必読であると感じます。
PTとOTの違い
世間一般では、理学療法士と作業療法士は同じ“リハビリの人”と認識されているかもしれません。その違いについて、シンプルに述べられています。
事例を通した実践
作業療法士がどのような支援をするのか、対象者とのやりとりの具体例が掲載されています。作業療法士の仕事内容をイメージしやすくなると思います。
介入技術
作業療法士はどのような技術を有しているのか、有しているべきなのか。大変参考になる内容が詳述されています。
作業療法士は何の専門家か
作業療法士というのは、作業の専門家です。
それについて詳しく述べられている本が、“作業療法士になろう!”です。
作業療法に興味のある方、すでに作業療法士になっている方、どちらにも超おすすめです。
まとめ:作業療法士について知るためのおすすめ本
本日は、作業療法を知るためのおすすめ本を紹介しました。
作業療法に関心のある方には、誰にでもおすすめできます。
臨床の作業療法士にとっても必読書であると思っています。
では、また。