こんにちは。ブログをなんとなく始めた作業療法士の金平です。
本日の記事は、2019年5月25日に行われた「OCOT Learning Bar OS まなば Night VOL.5」の振り返りです。
テーマは、【「作業」に代わる用語と「作業」の定義の関係】でした。
会場は小樽運河プラザ、講師は関西福祉科学大学の酒井ひとみ先生でした。
自分なりの作業を定義してみよう!
日本の作業療法の定義は2018年に改定され、そこで作業の定義が注釈を交えて詳しく明示されました。
しかしながら、「作業」という言葉をみたとき、人はその意味をどのように認識するのでしょうか。
作業療法士は、「作業」の定義、意味合いをクライエントに伝えられているのでしょうか。
そこで、【「作業」を自分なりに改めて定義してみましょう】といったテーマで講演が進みました。
参加者全員が作業療法士であり、その一人一人が自分なりに作業を定義し、紹介しました。
ちなみに、そのとき私は、「意識して取り組むもの」と表現しました(表現は少々違ったかもしれません、記憶が曖昧w)。
その理由は、なんとなく寝ることやなんとなくの日々の通勤は「作業」と言わなくてもいいんじゃないか、といった考えがあったからです(そうは言いながらも、もう一人の僕は「そのような日常が作業の連続だよ」と訴えるのですが。考え方が両価的です)。
「作業」は、“水や空気みたいに必要なもの”という考えもわかるのですが、「作業」ってそんなに仰々しい言葉なのかな、といった考えが私の中にあります。
でしたので、現在の私なりの作業の定義は「意識して取り組むもの」
例を挙げるなら、「眠たい。。寝よう(睡眠という作業)」「やばい、遅刻する!(意識にのぼったときは、出勤という作業)」
このように、意識にのぼったもの「意識して取り組むもの」が「作業」かなと、23歳の私は定義してみました(数か月後には、私なりの定義が変わっている可能性は大きいですが。笑)。
このように、参加者一人一人が自分なりの作業の定義について説明を交えて紹介しましたので、なんとも面白い時間でした。
酒井先生による作業の定義を正確にメモすることに失敗しましたが、作業療法の定義を紙面でご紹介してくださいました。
作業療法は、クライエントが自分の人生の主導権を握ることを支援する療法
上記の酒井先生の作業療法の定義から「作業」の定義を私なりに解釈してみるならば、【自分の人生の主導権と繋がる生き方】でしょうか。
WFOTや日本の協会、その他様々な著名人が「作業」を定義しています。この記事を読んでくださったあなた様も、一度自分なりに「作業」を定義してみてはいかがでしょうか。
では、また。