こんにちは、金平です。
本日は、作業療法士になってよかったことについて私見を述べたいと思います。
まだまだ2年目作業療法士の新人ペーペーですが、現在の段階で感じる“やりがい”紹介です。
“やりがい”についてはいくつも浮かびますが、いまパッと頭に浮かんだ3つに絞って示します。
作業療法士のやりがい
クライエント(患者さん)と協業する中で自分も成長できる
作業療法士は、クライエント(患者さん)と協業(collaboration)する仕事であります。“協業”をわかりやすく言うならば、“一緒に作業する”、“お互い寄り添い合いながらクライエントの生活を良くしていく”といったところです。
一方的にクライエントを治療するのでもなく、クライエントの言いなりになるのでもなく、作業療法の本質の一つは“一緒にうまいことやっていこう!”といった「協業」なのです。
ですから、クライエントとの関わりの中で、新しい気づきが得られることが何度もあります。
自分には無かった世界観が、クライエントからの“語り”によって開かれることがあり、日々自己成長できる仕事であると感じています。
作業療法では生活についてクライエントと話し合うことが多いですから、真剣な話し合いから学ぶことは本当に多いです。
笑顔が多く幸福を感じられる
職場に笑顔が多いのもやりがいの一つであると感じています。職員の笑顔が多いことももちろんですが、クライエントの笑顔もたくさんみられます。
作業療法では、“意味のある作業”、すなわちクライエントが価値を置く活動といったものを重視します。
生活の中で楽しみにしている作業ややりたい作業を支援する仕事ですので、自然と楽しくなり充実し、笑顔が多く生まれます。
特に、クライエントが笑顔になって作業療法士側も笑顔になって、多職種も笑顔になっているときには、幸福な時が流れているなあと感じます。
私生活も充実させられる
作業療法の考え方の一つには、余暇活動や生産的活動(仕事)、セルフケアといった領域ごとに生活を分ける概念があります。
余暇や仕事やセルフケアがどういったバランスであれば、各個人に最適であるか検討することが多々あります。
そういった作業療法の考え方を自身の生活に当てはめてみると、“いま自分は作業療法的に良い状態だ”、“いま自分は作業療法的に不健康な状態だ”などなど、気づきを得ることができます。
“目の前のクライエントの生活を良くしていこう!”といった方向性で作業療法を学んでいくことはもちろんですが、その学びは自身の生活の知恵としても活かすことができます。
おわりに
本日は、ざっくりとではありましたが、作業療法士のやりがいを述べてみました。
まだまだ他にもやりがいはありますが、今日は要点を3つに絞って示しました。
作業療法士2年目の筆者が感じる作業療法士のやりがいは、
- クライエント(患者さん)と協業する中で自分も成長できる
- 笑顔が多く幸福を感じられる
- 私生活も充実させられる
上記です。
では、また。