こんにちは、金平です。
本日は、作業療法の学会のお話です。
その気になる学会は、日本臨床作業療法学会です。
本日、第7回日本臨床作業療法学会学術大会のホームページが公開されました。
開催概要は、下記のとおり。
会期:2020年5月30日(土)~31日(日)
テーマ:コネクト
会場:グランドパーク小樽
大会長:三崎一彦(小樽臨床作業療法研究会)
来年の5月は、この学会に参加しようと思っています。(たぶん、運営Tシャツを着て開催のお手伝い側に回っていると思います。)
そこで、この記事では下記のお話をしようと思います。
- この学会を通してコネクトできた話
- 若手こそ発表に向いている学会である話
この学会を通してコネクトできた話
“この学会を通して”の前に、小樽臨床作業療法研究会の皆様とのコネクトがありました。
この研究会は、作業療法に関するセミナー等を北海道内で精力的に開催してくださっていたのです。
作業の視点でのセミナー開催や事例検討会など、いまの時代に必要な作業療法を学ぶ機会を提供してくださっています。
そこで、私もこの研究会主催の講演などに参加しているうちに、研究会の皆様とコネクトすることができました。
そして、この研究会の皆様が日本臨床作業療法学会とのコネクトが強くあったのです。
そういった背景があり、もともと気になっていた学会でしたが、さらに興味が深まる学会になったのでした。
結果、学会会員になり、第6回日本臨床作業療法学会学術大会にも参加し、全国の皆さんとコネクトすることができました。
当日は精神科のワークショップにも参加しましたが、全国の皆さんとディスカッションできた経験は貴重なものでした。
学術大会では、OTの著名人である友利先生や愚痴OTさん、藪脇先生なども普通に歩き回っていました。笑
何か質問したい方、コネクトしたい方には絶好の機会であると感じました。
若手こそ発表に向いている学会である話
―第6回の学術大会参加前―
三崎さん「金平さんも何か発表してみてはどうでしょうか?」
(なんて気軽なお誘い。。笑。そんな気楽な感じ??、、、発表します。)となった過去が実はあります。笑
私は、第6回学術大会でOT人生初の学会発表をしたのでした。
結論を述べると、若手が学会発表に挑戦してみるのに超オススメな学会です。
理事の皆様の狙いの一つでもあるようですが、若手を育てる環境作りをしてくれているようです。
学会発表が、いい意味で敷居が低いのです。
おそらく、私のような経験年数の浅い若手は、かっちりとした研究手法に則った報告・研究が苦手であると思います。しかし、その障壁を乗り越えるにも経験が必要です。
その経験の機会を与えてくれるのが、この学会であると感じています。
課題が残った事例でも、相談事例でも、臨床の振り返りや教訓が少しでも見つかったものであれば、発表していいんだと思います。
ときに、“学会発表のための報告”などと皮肉を言われることもあるかもしれませんが、“学会があるからこそ発表してみる。その機会を通じて臨床を真摯に振り返る”こういった視点も大切ではないかと思います。
実際に、私の第6回学術大会の発表は、報告として質が高いといえるものではなかったと思います。しかしながら、当日の口述発表では質疑応答で3~4名ほどの方から質問や意見をいただき、発表後もディスカッションしてくださる方がいらっしゃいました。質疑応答が活発なのもこの学会の魅力です。
所属の病院や施設を超えて、“臨床をよくしていこう”といった方向性でディスカッションできるのも学会発表の意義として有益であるように感じます。
ちなみに。報告・研究内容として、大学院在籍・卒業の方の発表は、やはり圧巻でした。ハイレベルな作業療法の報告と自分を対比させて、臨床力・研究力の視点を養っていくことも大切であると感じました。
おわりに
来年の5月が今から楽しみです。
基調講演や特別講演も、充実した内容になるものと思われます。
私のような経験の浅い作業療法士も、この学会で学会発表に挑戦してみてはいかがでしょうか。叩かれることはきっとないはずです!笑(生産的なディスカッションができます(*’▽’))
若手を育ててくれるこの環境を、充分に活用していきたいですね!自分も何か発表しようと思います! (2020年1月22日、以下追記。)事例のまとまり具合や同意書取得等の諸事情があり、今回の学会での筆者の発表は無しになりそうです。皆様と共有させていただきたい事例はいくつかありますので、充分にディスカッションできる経過・内容になり次第、今後の学会で演題登録できるよう努めます。そして、筆者は実行委員として第7回日本臨床作業療法学会学術大会に携わらせていただく運びとなりました。至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
小樽でコネクトできる皆様、どうぞよろしくお願い致します。
では、また。