【感想】FLOWER FLOWERのライブ【YUIとyui】

音楽
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2019年11月3日(日)にFLOWER FLOWERのライブに参戦しました。

参戦した札幌公演がツアーファイナルであり、yuiさんから想いのこもったお話が多かったように感じます。

筆者の私は、yuiさんのライブに参加するのは、2012年のYUI 5th Tour千歳ライブ以来でした。

ライブに行って、真っ先に感じたことはYUI時代の歌唱と比べて、とても感情的であったことでした。

ボーカル技術としての上手さはもちろんですが、それとは違う感情的で情緒的な歌のうまさを感じました。

ライブバンドになっていた

筆者は、FLOWER FLOWERのライブに足を運んで、「ライブバンドだ!」と感じました。

前述のとおりyuiさんの歌い方がとても感情的でした。YUI時代のときもLove is allやTonightなどを感情的に歌う様子がありましたが、そのときよりもさらに歌に込める魂のようなものが力強くなっていたように感じました。

バラードをしっとりと歌い上げる上手さも変わらずで、エモーショナルな歌に込める想いが力強くなっており、歌唱での表現力の凄さがありました。

バンドとしての面白み

FLOWER FLOWERはバンドですので、YUI時代と比べて、圧倒的にバンドになっていました(日本語が変ですね。笑)

YUI時代は、どうしてもソロのシンガーソングライターでもあったため、バックバンドはYUIさんを引き立たせるような演奏だったように感じます。

ですが、FLOWER FLOWERになってからは、楽器隊も固定メンバーとしてのバンドの一員です。

ゴリゴリの演奏に痺れました。

特に筆者が感じたのは、sacchanさんのドラムの上手さです。曲によっては、“ときにバスドラをメインでタムやスネアの手さばきは簡潔に、でもオカズフレーズは細かに刻む”、など音量の抑揚と音数の魅せ方がとても凄かったです。ドラムを叩けない筆者もドラムを始めてみたくなりました。

ベースのまふまふさんもまふまふさんで、涼しい顔をしながら要所要所で決めるスラップなどに凄みがありました。バンドの演奏では、ゴリゴリに前に出たりといったことはなく目立たないほうであると思いますが、ベーシストとしてバンド演奏の土台をしっかりと固めていて、単音やコード弾きも使いわけていてやってることがとても器用でした。

むらじゅんさんも凄かったです。鍵盤を使いこなしていて、オリジナル曲をオリジナル曲たらしめる印象的なメロディを曲に付与させていました。むらじゅんさんの鍵盤の音をきいて、「この歌!この歌!」となることが多いなと思ったのでした。ギタリストでいうところの名曲のリフ、印象的なリフを、FLOWER FLOWERではむらじゅんさんが鍵盤を使いこなして担っているところが多いなと思いました。

yuiさんもYUI時代のときよりも圧倒的にギターの使い方が面白いと感じました。残響系・空間系のエフェクトをゴリゴリにかけての演奏は、ギタリストとしての面白みがありました。コードストロークでの弾き語りのうまさに加えて、さらに要所でギタリスト的なフレーズも挟む演奏は、ライブでの聴きごたえがとてもありました。

YUI時代?yui時代?

MCでは、YUI時代の話も述べてくださいました。

“エゴサーチすることもある”、“それに傷つくこともある”

出回るネット情報などをみても、yuiさんは、色々と詮索されたり、評論されたりすることが多いと思います。それに対して“私だって傷つく”と当たり前のことを話してくださいました。

YUI時代についても、様々な憶測が出回っていますが、“YUI時代のことをとても大切に思っている”とハッキリと述べられていました。実際に、ライブでも代表曲であるRolling starとCHE. R.RYを演奏してくださいました。

“小文字、大文字で区別はつけていない”と述べ、ユイ(適切な表現が浮かばずカナ表記にしています)としての同一性をファンに伝えてくださいました。

ファンに対して、皆さんが傷ついたり苦しくなったときはライブで“絶対笑顔にさせる”と力強く話してくださる場面もありました。

おわりに

yuiさんの人として、ミュージシャンとしての想いに触れることができたライブでした。

yuiさんが作る歌や演奏には、YUI時代から繋がる部分もあり、さらに深みある音楽になっていると感じました。

今回の感想ではyuiさんをプッシュしていますが、もちろんバンドとしてのFLOWER FLOWERのライブがとてもよかったです。

yuiさんによる新譜発表はいつになっても楽しみであり、バンドとしてとても魅力的なFLOWER FLOWERのライブにはこれからも足を運んでいきたいと感じました。

記事を読んでくださりありがとうございました。

では、また。

 

 

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