こんにちは、金平です。
本日は、「作業行動研究が届いた!」をテーマに記事として起こします。
作業行動研究“第23巻 第2号”が1月上旬に北海道の筆者の家に届いておりました。最初は、「【開封動画】作業行動研究が届いた!」というのをYouTubeにアップしようか考えておりました。が、個人的に、こういった情報は文字のほうがサクッと情報を仕入れることができて便利なので、ブログ記事として気になる要点を残します。そして、なんだか最近、地味に忙しく?(充実していて)更新が遅くなりました。
ちなみに、“作業行動研究”は作業行動学会の会員に対して雑誌として配布されています。最新の作業行動研究を読めることは、作業行動学会会員の大きなメリットですね。バックナンバーは、メディカルオンラインを利用できれば電子版にアクセスできます。
第30回日本作業行動学会学術集会はいつ?
“第23巻 第2号”の会務報告によりますと、下記の予定で情報が公開されています。
日程:2020年6月20日(土)~21日(日)
場所:東京都立大学(現・首都大学東京)荒川キャンパス
筆者は、会務報告で日程を知りましたが、本音を言うともう少し早く日程と開催地を知りたいですね。笑
“作業行動学会に参加したい側”としては、開催の1年~半年前の時点で日程が予告されていたほうがスケジューリングしやすいなあと思うのでした。
作業行動学会のホームページ上でも、まだ告知されていませんね(2020年1月22日現在)。
ホームページURL、メールアドレスの変更
会員向けの案内として、作業行動学会のホームページ変更のお知らせがありました。
安全性、経済性、利便性などを見直し、作業行動学会のホームページURLが変更になったようです。
筆者のパソコン、スマホで「作業行動学会」と検索すると、旧ホームページが一番上に表示され“このページを表示できません”とエラーになります。
新ホームページは、下記URLになっていました。
そして、お問い合わせ先のメールアドレスも変更になったようですので、要注意ですね。
日本におけるキールホフナーの人間作業モデルの発展
今号には、特別講演資料として、第6回国際キールホフナーの人間作業モデル学会における山田孝先生の“日本におけるキールホフナーの人間作業モデルの発展”が掲載されています。
日本人間作業モデル研究所の成果報告でも紹介されていますね。ちなみに、本日(2020年1月22日)“スライド資料はこちらから”をクリックしたところ、リンクが無効になっていました。。2019年10月の時点では、英語でのスライド資料をダウンロードできたのですが、、。リンクが再度、有効になるのを願います。
この特別講演資料では、日本における作業行動・人間作業モデルの発展や研究について触れられています。
AI時代のひとの暮らし方
今号のもう一つの特別講演資料は、第29回日本作業行動学会学術集会における前野隆司先生の“AI時代のひとの暮らし方 生活や価値観はどう変わるのか(幸福学の視点から)”が掲載されています。
作業療法において重要な概念である幸福について、詳述されています。長続きする幸せ、長続きしない幸せなどなどについてわかりやすく論述されています。
なお、前野先生は第51回北海道作業療法学会学術大会においても、基調講演としてご登壇される予定です。北海道作業療法学会に参加する筆者は、今から楽しみです。
それと同時に、下記の文庫等にも目を通して事前学習をしておきたいなと思うのでした。
ほかにも、数多くの書籍を出版されていますので、可能な限り事前学習を深めて、基調講演を楽しみたいと思います。
そのほか研究論文3編
今号は、研究論文が3編掲載されていました。
3編は、作業療法学生・作業療法士の職業的アイデンティティと自己効力感に関する文献レビュー、作業療法学生の学生生活(教育プログラム)における研究、統合失調症患者の再入院に関する文献レビューでした。どれも興味深く面白いテーマです。今号は、筆者的に特に“当たり”な内容でした。
紙面で届く作業行動研究をみていると、日本における作業療法の動向に触れられてとても勉強になります。
おわりに
本日は、作業行動研究 第23巻 第2号の気になる要点をまとめました。
内容の詳細については、実際に雑誌を手に取るのが一番だと思います。バックナンバーになると、メディカルオンラインで電子版にアクセスできますので、近隣の図書館や大学で文献サービスを利用するのがよさそうです。
第30回日本作業行動学会学術集会は、休み希望が通れば参加したいなと思うのでした。
一週前の6月13日(土)~14(日)は、北海道作業療法学会学術大会に出没しますので、お会いできる方はどうぞよろしくお願い致します。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
では、また。