【手帳公開】基礎研修の修了申請をしてみる【生涯教育制度】

作業療法
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こんにちは、金平です。

本記事は、生涯教育制度の基礎研修についての備忘録的な何かです。

下に進んでいくと、筆者の受講記録を公開しています。“基礎研修ってよくわからない”、“受講記録の書き方がわからない”という方もいるかと思うので参考になれば幸いです。

基礎研修って?

基礎研修は、日本作業療法士協会入会後、5年を目途に修了することが望ましいとされているものです。早く修了させることに大して意味はないと思いますが、筆者は約2年で終えることができました。

研修参加の都合さえつけば(所属先によっては研修参加のために休み希望を取りづらいですよね、、)、最短1年で修了できる研修だと思いました。ただし、新卒1年目であれば“事例報告”は難しいかもしれません。

事例報告については、下記の記事で詳しく述べています。

 

基礎研修についての詳細は、手引き(下記リンク)や、

http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2014/04/syougaikyouiku-techou_2018.pdf

シラバス(下記リンク)が参考になります。

http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2014/04/genshokusha-syllabus-manual-ver4.0_2018_04.pdf

 

筆者は2月1日、道士会主催のMTDLP事例検討会に聴講者として参加しておりました。それに伴って、基礎研修の修了要件を満たしました。

受講記録のポイントは92ポイントになりました(←基礎研修修了には50ポイントあれば十分です)。

基礎研修の修了要件

基礎研修の修了要件は、下記のとおりです。

  1. 現職者共通研修を受講
  2. 現職者選択研修を受講
  3. 自由選択(研修)50ポイント取得

現職者共通研修は、修了すると20ポイントが付与されます。ですので〔自由選択(研修)50ポイント取得〕は、現職者共通研修以外の研修会・学会参加等で30ポイント溜まれば完了といえます。基礎研修“更新”の際は、再度50ポイントが必要ですね。

筆者の受講記録

筆者の受講記録は下記のようになりました。

まずは、現職者共通研修

次のページにいくと、現職者選択研修も。

現職者選択研修の修了要件は、MTDLP基礎研修と、その他の領域1つの受講で満たされます。筆者は、精神障害領域に加えて老年期領域の研修にも興味があったので、必要以上にスタンプが押されています。

 

次からは、いわゆるスタンプラリー(・∀・)、、チガウ!  基礎ポイントです。

初めての研修は新人研修会。スーツを着て参加したのが懐かしいです。

平成30年5月12日は、新人のペーペーが気軽に研修に参加してよいのだろうかとドキドキ緊張しながら申し込んで小樽まで行きました(笑)。齋藤さわ子先生のご講演がとても印象的で「作業療法ってこういうことだよなー!」と感動しました。

初めての学会参加もこの時期ですね、北海道作業療法学会。実習での恩師が大会長でした。恩師に憧れて筆者は、精神領域の作業療法士になりました。

 

研修参加が習慣になると、そのあとも色々なところに足を運びました。

 

臨床1年目は、2019年3月16日までで41ポイント溜まっていました。

年月日に二重線が引かれているのは、押印ミスで修正したためです。不正ではありません。笑

 

基礎ポイント“欄”として用意されているのは70ポイントまでですね。

 

次ページからは、欄がなく白紙に突入・押印。

 

92ポイントになりました。

 

手引きに申請の流れが示されていましたので、切手を買って日本作業療法士協会宛てに送付しようと思います。

おわりに。電子化?臨床実習指導者講習会?

ブログ投稿のついでに、受講記録の写真を撮りましたが、コレ以外といいかもしれません。

手帳を紛失したときのリスクヘッジになりますね。万が一、手帳を無くしても受講した研修がわかれば、研修先に問い合わせることで参加証明をしてもらえるかもしれません。

ただ、来年度から生涯教育手帳が電子化するといった話題も出ています。電子化がどのようになっていくのか、協会からのニュースを要チェックです。

 

生涯教育としては、基礎研修の次は目指せ認定作業療法士。そのファーストステップには事例報告登録ですね。

そして、臨床実習指導者講習会も組み込まれるようです。下記リンク↓

http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2014/04/rinshojisshu_shogaikyoiku-togo.pdf

実務経験4年以上で受講できるようなので、筆者はまだ受講できず。

 

作業療法の在り方が時代とともに変化するように、生涯教育制度もマイナーチェンジされていますね。作業療法士として生き残るために、作業療法をしっかりとやっていくために、時流に沿って生涯学習を続けることが必要だと感じます。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

では、また。

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