【当事者研究】男の作業療法士が音楽療法の勉強会に参加してみた話

精神領域
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こんにちは,金平です.

本記事は,音楽療法の勉強会に参加した感想記事です.

いつものごとく,勉強会の日からだいぶ時間が空いてしまいましたが,とてもよい内容だったので記事として残しておきます.(2020年3月に下書きしておりましたが,投稿に至ったのは4月…いえいえ…→4月を越して、5月に下書きを修正しました.そして下書きのまま2020年終了2021年10月に下書きを発掘しました…(‘ω’))

ちょっと昔すぎるので,特に印象に残った当事者研究について,備忘録として記事を残します.テーマが『メンタルヘルスと音楽療法』であり,音楽療法の講習部分については,記憶が薄まってしまったので省略(おいおい(‘ω’)).メンタルヘルス枠では,向谷地先生がご講義してくださいました.

【主催】

音楽療法寺子屋エゾリス

【講師】

向谷地生良 先生(北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科教授、社会福祉法人浦川べてるの家理事)

ほか,講師数名.

【テーマ】メンタルヘルスと音楽療法

【日時】2020年1月25日(土)13:00~17:00

【場所】北海道医療大学サテライトキャンパス

当事者研究

向谷地先生から、精神領域の話題提供として当事者研究のご紹介がありました。

当事者研究に関しては、お恥ずかしながら筆者は説明できるほど詳しくないこと、様々な書籍が出ていることなどがありますので、このブログでの詳細な説明は控えさせていただきます。

ですが、向谷地先生はビデオ映像を用いてご紹介してくださったので、簡単にだけ印象に残った点を残します。

以下、向谷地先生が映像を用いてご紹介してくださった内容の要点を絞り、当事者研究の流れ説明です。

①突然、いわゆる不穏となり、ある当事者が自傷行為を始めてしまう

②そこで向谷地先生「さあ、みんなで研究しよう」

③他の当事者「どうしたらいいかな。」、「痛くないの?」など

④そして他の当事者は考え、自傷行為をしている当事者をくすぐってみた

⑤そうすると、自傷行為をしていた当事者は笑い出し自傷が止まった

このような流れでした。

精神科医療では、不穏になると「頓服を飲みましょう」といった薬物に頼った介入が一般的かもしれません。

一方、当事者研究では、頓服に頼り切るのではなく、自傷などが生じた際には“皆でどうしようか”、“研究しよう”といった流れから解決を図るようです。

上記の事例は、“薬(頓服)”が無くても、当事者同士の対話、そして“くすぐる”といった単純なことだけで解決できていたのです。

当事者研究、奥深いですね。

ちなみに筆者は現在、こちらの書籍を購入して勉強中です。

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そして、原点となるのはこちらの書籍のようです。読まねば!

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おわりに

今日の記事は,あっさりと.以上です.

上記の内容を1年以上前に書いていました.ほかにもちょこちょこっと書いていたのですが,更新しないまま.下書きのまま...汗

時間が経ちすぎてしまいましたが,当事者研究が対象者の役に立つ,と改めて思いましたので,記事として残します.

当事者研究,勉強しよ.

では,また.

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